センシング関連の最新の市場動向や技術の進展について調査を行うため、ラスベガスで行われるCES（Consumer Electronics Show）及び、バルセロナで行われたMWC（Mobile World Congress）の視察を行いました。

CES

主催団体名がCEA（Consumer Electronics Association）からCTA（Consumer Technology Association）へ変更になりました。 家電ショーではあるものの、自動車関連に技術が集中していた。大手家電メーカーよりもスタートアップあるいは新興メーカーに勢いがあり、10m飛ぶ無線給電や、様々なドローン、フィットネス系、健康系、スマートホームなどが多く見られました。

• CES（参考）
• 米国ラスベガスにて年初に開催。今年は2016年1月6日～9日。
• 参加者、14万人。メディア6000人
• 展示は主にLas Vegas Convention Center（LVCC）とVenetian Hotel/Sans Expoに分かれる。その他周辺ホテルで企業が個別にプライベートショーを開催
• LVCC： 320万平方フィート
• Venetian Hotel/Sans Expo：196万平方フィート

MWC

新型スマートフォンの発表はあったものの、熱気は低調で、逆にスマホの次を狙った、VRの展示が多数みられました。IoT向けの通信規格の本命とされるNB-IoTや、非免許帯域LTEが話題となっていました。 また、5Gについては各社デモや実地試験結果を揃え、市場投入準備を示した形となりました。

• GSMA主催
• 2月22日～25日、スペインバルセロナで開催
• 約10万1000人 、204カ国が参加（初めて10万人超とのこと）
• メディアは3600人以上
• 床面積は11万m2（118万平方フィート）

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